Skylar Spence 又の名をSAINT PEPSI
みんな大好きSAINT PEPSI
謎の三日月男が夢に出てきそうなくらい印象的なMVのSAINT PEPSIの『ENJOY YOURSELF』
このSAINT PEPSIというアーティスト、現在はSkylar Spenceという名義で活動してるみたいです。どっかのコーラを作ってる企業からお叱りがあって名義を変えるに至ったらしいんですけど、この記事ではめんどくさいのでSAINT PEPSIで通しますね。良いネーミングだと思うし。
アメリカはNYの出身のエレクトロニック・ミュージシャン兼歌手で、ボストン・カレッジで音楽を学んだそうです。
彼はfuture funkを経由してきたアーティストで、他のvapor waveのアーティストの楽曲とは一味違っている印象を受けます。とにかくキャッチーな曲が多い気がします。
日本の山下達郎をサンプリングしてたり、この界隈のアーティストでは珍しく大手のレーベルと契約をしています。
大手レーベルと契約をしていると、このようなサンプリングを用いた曲はなかなか作れなさそうですけど、どうなんですかね。その辺の話は全く分からないですけど。
SAINT PEPSIの楽曲はどれも本当に素晴らしくて、『ENJOY YOURSELF』は中でも一番知名度のある、彼を代表する曲ではないでしょうか。
冒頭のローカットの効いたイントロから、ローカットが解き放たれる瞬間がめっちゃ気持ち良い。何ていうかエモい。エモいってできるでけ使いたくない言葉なんですけど、他に適切な表現が出てこなかった。自分の表現力の無さを恨みますねマジで。
聴いてるととにかく踊り出したくなっちゃいますし、声ネタの「YEAH!!」のとこ思わずかぶせちゃいますね。
『tell me』っていうこの曲はSAINT PEPSIと出会った時に彼の曲を色々ディグっててかなりグッときた曲ですね。「何なんこのメロディー」ってのが率直な感想でした。
けどすっごい首振っちゃう気持ちの良いリズム、キックとスネアの破壊力がやべー。
めっちゃ謎な世界観なんですけど、このシンセの音色めっちゃ良いですねー。
どう音作りしたらこんな音色出せんのってちょっと嫉妬しちゃいますもんね。
僕がSAINT PEPSIの楽曲の中で一番好きな曲がこの『DREAMS』
めちゃくちゃ気持ち良い夜のvibesのサウンドでたまんない。
途中から入ってくるサックスの音がとにかくエロいし、声ネタがとにかく良い。
男性の歌手の曲が元ネタなのかなと思って少し調べてみると、意外にも女性歌手の曲が元ネタらしくてちょっとびっくり。
vaporwave特有のピッチダウンで勘違いしちゃってました。
これが元ネタのVanessa Williamsの『Dreamin'』
GuinnのDreamin 1986説もあるけどどっちが正しいんですかね。SAINT PEPSIのDREAMSがとにかく良いんでどっちでもいいや。
この曲にくらい過ぎちゃって、自分も趣味でtrapのトラックを作ったりしてるんですけど、サンプリングして曲作っちゃったりしました。
突然の自分語りみたいになっちゃって本当に申し訳ないんですけど、自分のブログだしまー良っかって感じで。本当ごめんなさい。
そういえば今年、突然SAINT PEPSI名義で新しいアルバムを発表してたんですよね
6年ぶりにSAINT PEPSI名義でのリリースらしくて若干Twitterでもvaporwave好きの人達が賑わってましたね。自分も聴いてみたんですけど、初期の彼の印象とは少し違うけれどもどの曲もかなり良くてかなり聴き応えのある良いアルバムでした。
是非皆さんもSAINT PEPSI聴いてみてください。
イタリアのVAPORWAVEミュージシャン b o d y l i n e
とにかくgood moodな曲の数々 b o d y l i n e
ヨーロッパはイタリアからただただgood moodな曲をお届けしているbodyline
名前からずるいですよね。艶かしい。
まず『Different Skies』をという曲をリンク貼らせてもらったんですけど、この曲はひたすらに心地良い雰囲気で、海でgoodな時間を過ごしてる錯覚に陥ります。
この曲聴いているとめちゃくちゃ気持ち良い気分になっちゃってマジで寝ちゃいそう。
イタリアの人だから地中海のイメージを意識してるのか、この人の曲は穏やかな海を連想する楽曲が多い気がします。
良いですね地中海。行ってみたい。絶対めっちゃくちゃgood vibes感じちゃいそう。
本当に良いvaporwaveの曲どれでも言えることなんですけど、永遠に聴いていたい気分になっちゃうんですよね。その情景を想像して浸っちゃうんですよね。気持ち悪いね俺。
この曲はyoutube上にはsound stationのチャンネルに『Coast』って曲名で出てるんだけど、bodylineのアルバル「FRESHROOM'89」には『s h o r e』っていう曲名で収録されてます。どっちが正しいのか分からないけど、これのせいでbamdcampで音源探すのにかなり難儀した記憶があります。
この曲も海の良いvibesを感じさせる海のスメル全開な曲です。何ていうかトロピカルな海の情景が浮かびます。べただけどpalmが生えてるビーチ、典型的な南国風景を連想させますね。俺の表現力の無さマジで壊滅的だな。本当申し訳ない。
とにかくbodylineの曲は聴きながら海沿いをドライブしたくなる、そんでどっかその辺のビーチで昼寝したくなる。そんな曲が多くてとても良いです。
この『Wet Hours』って曲はこれまで紹介した曲と少し違ってて、めちゃ良いリゾートホテルで過ごす夜の時間を感じさせる艶やかな大人な雰囲気の曲です。良いリゾートホテルとか泊まったこと無いんでマジでテキトーな表現で申し訳ないですが。
このsound stationの動画のアートワークのイメージに影響されてる部分も大きいかもしれないですけど、明らかに先に紹介した2曲とは雰囲気が違いますよね。えっ俺だけじゃないですよねそう感じるの?
かなり大人の時間って感じの曲なんで、自分みたいな高卒のフリーターの終わってる人間には縁の無い世界観なんですけど、そんなの関係無くただただ良いなこれって感じさせてくれるとても良い曲だと思います。リゾートホテル泊まってみてぇ。
今回紹介したbodylineはとにかくどの曲もすごく良いんで皆さんも是非聴いてみて欲しいです。思い思いに浸っちゃってください。
VHS世界にどっぷり浸かる VECTOR GRAPHICS
煌びやかな都市のサウンドを醸し出すVECTOR GRAPHICS
今回紹介するのは煌びやかな古き良きアーバンな街並みを連想させる楽曲がめちゃくちゃクセになるVECTOR GRAPHICS
リンクの曲は恐らく彼の作品で最も有名じゃないかと思われる「DESTINE」
突然の砂嵐ノイズから始まり5分程度の曲だけど3部構成になってて、これぞvaporwaveの真髄と言わんばかりのノスタルジックサウンド。
3部全て曲調が全く異なっており聴き応えが半端ない。
冒頭は終始ノイズが入ってLo-Fi感が強いがリゾートビーチでパラソルの下優雅に昼寝したくなるような雰囲気。曲半ばでは突然世界が変わり、さながら摩天楼のネオンライトや夜の高速道路のドライブを連想させるキラキラとしたサウンドが特徴。最後にはなんていうかマジmoodって感じのド渋いベースがブンブン鳴ってるつい踊り出したくなるディスコで流れてようなナイスな雰囲気。
この1曲でvaporwaveの魅力にどっぷりハマること間違いないと思います。
この人の曲どれも本当に良くて、色んな系統に派生していったvaporwaveの中でもど真ん中の本流サウンドだと思います。
VECTOR GRAPHICSの曲で一番好きな曲を一つ紹介させて頂きます。
アルバム「DESTINE」に主録されている『SURFING』
めちゃくちゃキラキラしつつも心地良いLo-Fi感で1分ちょっとの短い曲だけど永遠に聴いていたくなる世界観。
自分はサーフィンした事ないし山育ちだからビーチで優雅に過ごした事なんて無いんですけど、この曲を聴くととにかく海に行きたくなる。マジで突拍子もなく砂浜駆け出したい欲に駆られる。サーフィンは泳ぐの下手だからやりたくない。
多分曲名も映像も伏せて聴かされても誰もが海を連想するんじゃないかと思うくらいステータスを「海」に全振りした曲でたまんない。
この曲を発見した時はマジで1日中リピート再生してたな。
『 SURFING』と『DESTINE』が収録されているアルバムの「DESTINE」
全曲とにかく良いんで一度アルバム通しで聴いてみて欲しいです。
最後に話題が変わっちゃうんですけどNHKの「コントの日」のOPがめっちゃvaporwaveだってTwitterで結構話題になってましたね。
そのOPがこれです。
世界観はマジでお手本かってくらいのvaporwaveですね。やっぱ確実に浸透してきてますよね。
正直なところvaporwave本当に好きな人達からしたらあんまり嬉しくないのかもしれないですよね。自分がそうなんですけど、vaporwaveが本当に好きな人って言い方悪いけどオタクじゃないですか。オタクの自分の大好きで詳しい物が急に日の目あび出すのあんま嬉しくないみたいな感情ありますよね(笑)
「俺の大好きなそいつをそんな雑に消費しないでくれ」って感情が湧いちゃった。世のvaporwaveオタク仲間の皆さんもそうじゃない?
俺だけだったらごめんなさい。素直に日の目を浴びることは良いことだって喜ぶべきなのかもしれないけど、vaporwaveは何か違くない?(笑)
まあ俺がとやかく言ったところでどうしようもないんで、みんな各々でvaporwaveにどっぷり浸りましょう。馬鹿みたいな言い回しでどの目線だよって感じで申し訳ないです。
てかネオガイアレジェンドめっちゃ行きたかった
Twitter張り付いてたのに全然情報回ってこなかった、、、
また日本でやって欲しいですね。絶対行くので。福岡から飛んで行きます。
VAPORWAVEのレジェンド
VAPORWAVE界のレジェンド的な存在macintosh plus
vaporwaveの話をする上で絶対に避けて通れない伝説的な存在のmacintosh plusの代表曲、リサフランク420/現代のコンピュー
自分が20歳の時、いつも通りyoutubeで音楽を垂れ流していたら突如この曲と出会いました。「何だこれ?」って思いつつとにかく聴いてみたんですけど、一発でやられましたね。
初めて聴いてみて、意味の分からなさに困惑しつつも「これめちゃくちゃ好きだ」って
一瞬で思いましたね。自分の知らないインターネット世界に邂逅した瞬間だったし、俺の音楽趣向を完全に狂わされた瞬間でしたよね。
それまでHIP HOPとかROCKやHEAVY METALしか聴いてなくて全く違う世界なのにもう夢中になっちゃってました。「何なんこのジャンル?」って思ってコメ欄漁ってみたんですけど英語ばっかでよく分からん。けどよく出てくるワードがあるな〜って。
「vaporwave」で検索してみたのが最後、もう完全に前の自分に戻れなくなってました。めっちゃ悪い意味でね。
リンクに貼ってるのは誰かが再アップしてる動画なんですけど、元動画は削除されてるんですよ。めちゃくちゃ再生回数えぐかったし削除された当初はTwitterでもかなり話題になってましたね。
そんでこのmacintosh plusって人なんですけど、本当はVektroidっていうミュージシャンで他にも色々な名義でvaporwaveの作品を残していて、あたかもvaporwaveが同時期にたくさんのアーティストからリリースされて流行っているかのように振る舞っていたらしいんですよ。結果それに強い影響を受けたたくさんの後継達が数々のvaporwaveを
世に排出したので、Vektroidは「vaporwaveの祖」的な存在なんですよ。
youtubeでvaporwaveで検索するとこの動画が一番最初に出てくるほどこのジャンルの顔的な存在。アートワークの石膏像がそもそも顔だしね。
これがvaporwaveの入り口になった人もたくさんいるだろうし、この曲以外からvaporwaveに入った人でも必ずここにたどり着くはず。
熱心なvaporwaveファンからしたら神のような存在だしカルト的な空気を感じます。
この「リサフランク420/現代のコンピュー」が収録されている『フローラルの専門店』
は通しで聴くと本当変な気分になっちゃいます。bandcampから購入できるので興味のある方は是非。
vaporwaveのアーティストはbandcampでの作品リリースが多いため、馴染みの無い日本人には少し利用し辛いかもしれないですが。
vaporwaveは映像も合わせてのビジュアル的な魅力も大きいしより世界観に浸れるのでyoutubeで基本聴く感じが良いのかも。
この作品からどっぷりvaporwaveの世界にハマって深く潜っていってたくさんの素晴らしい曲に出会えたんで、あの日偶然だったんだろうけどこの曲に出会えていて本当に良かったと今は思います本当に。だいぶ狂わされましたけどね(笑)
リサフランク420以前もvaporwaveはすでに存在していて幾つかの作品が世に出ていて、いろんなアーティストがいたらしいんですけど、自分の勉強不足でその辺の時代のことは全く分からず申し訳ないです。
正直vaporwaveの歴史とか知識はそんなに持ってなくてただこのジャンルが好きで気に入った曲を探しまくってただけなんですよね。
皆さんの役に立てるように好きな曲を紹介するだけじゃなくて、vaporwaveの事もしっかりと勉強していきたいと思います。
今回はこの伝説的な曲を一曲紹介しただけなんですけど、vaporwaveの世界に入っていくには絶対に避けては通れない存在なんで皆さん何回も聴いてください。気付いたらあなたもハマって抜け出せなくなってるはず。
VAPORWAVEの世界
〜 V A P O R W A V E 〜
蒸気波犬と申します。よろしくお願いします。
このブログは自分の好きな音楽をただ書き連ねているだけのブログです。
vaporwave,vaportorap,futurefunk,phonk,cloudを普段聴いているんですが、身近に共通
の趣味の友人はとても少ないです。
「この曲本当に良いんだよね!聴いてみ!」って気軽に言い合える仲間が欲しいんですがなかなかニッチな音楽ジャンルだし、リアルとネットともに陰キャなんで出会いがない!
Twitterとか覗いてると確実にこの辺の音楽ジャンル好きな人はいるんですけど自分から
繋がっていけず、、、
まあ俺は俺のペースで好きなものを発信していこうとこのブログを始めてみることに
しました。
かなりの面倒臭がりな性格なんで凝ったブログにはならないと思いますが気軽に見ていってください。このブログで新たにvaporwaveとかにハマる人とかいたら本当に幸いです。
自分の紹介はさほど大事じゃないんで早速色々と紹介させて頂きたいんですけど、皆さんはvaporwaveって知ってますか?
なんつーか意味分かんないですよね(笑)
この意味分からないけど心地良い感じたまんなくないですか?
vaporwaveは2010年辺りからネット上に出てきたんですけど、大量生産の人工物や技術への郷愁、消費資本主義や大衆文化、1980年代のヤッピー文化、ニューエイジへの批評や風刺らしいです。
サンプリングと言われる手法で元々ある曲のピッチやBPMを極端に落としたり、それらを部分的に切り取りつなぎ合わせて作られてます。
自分も趣味でDTMをやってるので何となくイメージはできるんですがvaporwaveを作ること自体はそこまで難しくなくむしろ誰でも作れそうなレベルです。
だけれども今あげたvaporwaveの代表的な作品のような独特の良さはなかなか出せない。
難しいことはよく分からないけど、どこか懐かしさを感じさせるノスタルジックな雰囲気、心地良い浮遊感、他の音楽ジャンルには無い魅力を感じます。
vaporwaveとの出会いはよく覚えてないんですけど気付いたら自分の一番好きな音楽ジャンルの一つになっていましたね。
多分NYのスケートブランド、bronze 56kのビデオで使われていて謎の世界観に衝撃を受けて深く掘っていって知ったんだと思います。
少し脱線しましたがbronze 56kのスケートビデオもめちゃくちゃかっこ良くて面白いん
で是非一度観てみてください。スケーターはもちろんですしネットmemeが好きな人には堪らない作品です。
日本の昔のテレビCMがVHS調で多用されていたり、アニメも使われている、果てにはかなり雑な自動翻訳にかけたような無茶苦茶な日本語(笑)
vaporwaveを構成する要素の一つが日本のカルチャーってのがなんかちょっぴり嬉しいですよね。
元々ネットのアングラ部分の一つの音楽ジャンルだったんですけど、近年ではvaporwaveの上澄のビジュアル部分だけ表舞台的な消費社会で表現の一つの手法として利用されてきています。あの誰もが知っているスポーツブランドのNIKEはがっつりvaporwaveの世界観丸出しのスニーカー出してましたしね。普通に良いスニーカーで欲しかったです(笑)
vaporwaveから様々なカルチャーが派生していきましが、やっぱり本流の上記の曲達の
世界観が一番好きですね。
自分なんて本当に詳しい人からすると足元にも及ばない知識しかないんですけど、ディグってきた中で出会ったいろいろな曲をこれから紹介していこうと思います。
今回初めてブログを書いてみたのでかなり内容の薄い記事になってしまいましたが、これからちょっとずつ書いていきますのでよろしくお願いします!